SimEqu
連立一次方程式の解を求めるコマンドラインツールです.Gaussの消去法を使って実装しています.
インストール
ダウンロードしたファイルを解凍して保存して下さい. 解凍したファイルのうち,simequ.exe(Windows版の場合,Linux版の場合simequ)がコマンドラインツールの本体です. 後は解凍したディレクトリにパスを通すか, simequ.exeをパスの通ったディレクトリに保存すれば, コマンドラインで実行できます. 特段, 設定は必要ありません.
使い方
下記の方程式を解こうとしているとします.
この方程式を下記のようなCSV形式ファイルで保存します(ファイル名equ1.csvとします).
4
1,2,3,4,30
3,-1,4,-2,5
4,3,2,1,20
1,5,-3,-1,-2
CSV形式は, 第1行目に方程式の数を書き, 第2行目以降に方程式の拡大係数行列を並べて書く形式です. 方程式を解くには, コマンドラインで
C:\>simequ equ1.csv
と入力します. すると,
1
2
3
4
と出力され, これが連立方程式の解です(一行目が

, 2行目が

, ...).
入力されたファイルの形式が正しくなかった場合, エラーメッセージが出力され, 終了します. 詳しくは,
エラーメッセージについてをご覧下さい. また, 入力された方程式が係数行列が正則でないなどして, 解が無数にあるかない場合,
入力された方程式は解けません
とメッセージが表示され終了します.
ライセンス
動作環境
以下の環境での動作を確認しました. 以下のデータはあくまで目安であり, 動作を保証するものではではありません. また, 以下よりも劣る環境であるからといって動作しないわけではありません.
Windows版
OS | : | Windows 98SE |
CPU | : | Intel Cerelon 500MHz |
メモリ | : | 256MB |
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Linux版
OS | : | Vine Linux 3.1 |
CPU | : | Intel Cerelon 800MHz |
メモリ | : | 512MB |
|
その他