トップへ
MathMLトップへ
この"MathMLの書き方"は, 筆者(高村吉一)自身が書いたMathMLマニュアル"3.MathMLの書き方"に対し, 加筆, 修正したものです.

MathMLの書き方

MathMLを含むHTML文書を書く場合, 大きく分けてHTML構文で書く方法XML構文で書く方法の2つがあります.

1 HTML構文の場合

HTML構文で書く場合, リスト1のように書きます. Firefoxで表示するには, 拡張子をhtmlとします. なお, Firefoxはバージョン4.0以降である必要があります. ちなみに, この場合, MathMLのバージョンは最新のものとなります. 2024年現在, 最新の勧告はMathML3で, MathMLコアとMathML4が勧告に向けて作業中です.

<!DOCTYPE html> ...(1)
<html lang="ja"> ...(2)
<head>
  <meta charset="UTF-8"> ...(3)
   :
   : 省略
   :
</head>
<body>
  <p>数式
  <math> ...(4)
    <mrow> ...(5)
      <mi>x</mi> ...(6)
      <mo>+</mo> ...(7)
      <mn>1</mn> ...(8)
      <mo>=</mo>
      <mn>2</mn>
    </mrow>
  </math>
  を表示します.</p>
   :
   : 省略
   :
</body>
</html>
リスト1 MathMLを含む文書(HTML構文で書く場合)

このリスト1図1のように表示されます.