LinkMasterではファイルを大きく下記の3つの種類に分けています.
拡張子が, htm,html,xml,xhtmlのファイル. HTMLで書かれたファイルとして扱い, すべて解析の対象とします .
拡張子がcssのファイル. CSS形式のスタイルシートとして扱い, すべて解析の対象とします.
拡張子がxslのファイル. XSL形式のスタイルシートとして扱い, すべて解析の対象とします.
拡張子が, jpg,jpeg,png,gifのファイル.画像として扱います.
HTMLファイル, 画像ファイル以外のファイル.
ファイルA(A.htm)とファイルB(B.htm)とファイルC(C.png)が図1.1のような関係だとします.
この図1.1の例では, ファイルAが, aタグによってファイルBを, imgタグによってファイルCを参照しています. また, ファイルBが, imgタグによってファイルCを参照しています. このとき, ファイルBはファイルAの参照先であり, 逆にファイルAはファイルBの参照元です. また, ファイルBとファイルC, ファイルAとファイルCについても, 同様のことがいえます(図1.2).
LinkMasterでは, HTMLファイルで使われる次のタグを解析できます.
href属性の内容が参照先, タグで囲まれた内容がテキストとして表示されます.
<a href="detail00.html">LinkMasterの詳細</a> 参照先 テキスト
id属性の内容または, name属性の内容が参照名として扱われます.
<a id="san01" /> <a name="san02" /> 参照名 参照名
href属性の内容が参照先, name属性の内容がテキストとして表示されます.
<area shape="rect" coords="10,10,100,100" href="rect.html" alt="四角形" /> 参照先 テキスト
href属性の内容が参照先として表示されます. また, テキストとして"base
"と表示されます. なお, baseタグのhref属性読み込み後に, 読み込まれた他のタグの参照先が相対パスの場合, baseタグのhref属性の内容からの相対パスとして扱われます.
<base href="http://www3.fctv.ne.jp/~takamu/"/> 参照先
src属性の内容が参照先, name属性の内容がテキストとして表示されます.
<frame src="contents.htm" name="contents" /> 参照先 テキスト
<iframe src="contents.html" name="contents" width="400" height="200" /> 参照先 テキスト
src属性の内容が参照先, alt属性の内容がテキストとして表示されます.
<img alt="起動画面" src="fig2.png" /> テキスト 参照先
src属性の内容が参照先, alt属性の内容がテキストとして表示されます.
<input type="image" alt="アイコン" src="Icon_P1.gif" /> テキスト 参照先
href属性の内容が参照先, rel属性の内容がテキストとして表示されます.
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="manual.css"/> テキスト 参照先
src属性の内容が参照先, type属性の内容がテキストとして表示されます.
<script type="text/javascript" src="rplent.js"/> テキスト 参照先
また, LinkMasterでは, XML形式のHTMLファイルで使われる次の処理命令を解析できます.
href属性の内容が参照先, type属性の内容がテキストとして表示されます.
<?xml-stylesheet type="text/xsl" href="dissrc.xsl"?> テキスト 参照先
LinkMasterでは, CSSファイルで使われる次のスタイルを解析できます.
プロパティの値で, url(
〜)
で囲まれた値が参照先として表示されます. また, テキストとしては, "セレクタ{プロパティ}"と表示されます. 例えば, 下記の例の場合, "h1{background-image}
"と
h1 { background-image: url(back.png); } セレクタ プロパティ 参照先
また, LinkMasterでは, CSSファイルで使われる次のルールを解析できます.
ルールの値で, url(
〜)
で囲まれた値が参照先として表示されます. また, テキストとして, "@import
"と表示されます.
@import url("top.css"); 参照先
LinkMasterでは, XSLファイルで使われる次のタグを解析できます. また, XSLファイル内で, HTMLファイルで使われるタグや処理命令が使われていた場合, それらも解析できます. HTMLファイルで解析対象のタグ,処理命令については, 1.3 解析対象のタグ,処理命令(HTMLファイル)を見て下さい.
href属性の内容が参照先として表示されます. また, テキストとして"xsl:import
"と表示されます.
<xsl:import href="kikou.xsl" /> 参照先
href属性の内容が参照先として表示されます. また, テキストとして"xsl:include
"と表示されます.
<xsl:include href="kikou.xsl" /> 参照先
行と列は, いずれも0から数え, 図1.3のように数えます.
0 列 目 | 1 列 目 | 2 列 目 | 3 列 目 | 4 列 目 | 5 列 目 | 6 列 目 | 7 列 目 | 8 列 目 | 9 列 目 | 10 列 目 | 11 列 目 | 12 列 目 | 13 列 目 | 14 列 目 | 15 列 目 | 16 列 目 | 17 列 目 | 18 列 目 | 19 列 目 | 20 列 目 | 21 列 目 | 22 列 目 | 23 列 目 | 24 列 目 | 〜 | |
0行目 | < | ? | x | m | l | v | e | r | s | i | o | n | = | " | 1 | . | 0 | " | e | n | c | o | d | 〜 | ||
1行目 | < | ! | D | O | C | T | Y | P | E | h | t | m | l | P | U | B | L | I | C | " | - | / | 〜 | |||
2行目 | < | h | t | m | l | x | m | l | n | s | = | " | h | t | t | p | : | / | / | w | w | w | . | w | 〜 | |
3行目 | < | h | e | a | d | > | 〜 | |||||||||||||||||||
4行目 | < | m | e | t | a | h | t | t | p | - | e | q | u | i | v | = | " | C | o | n | t | e | 〜 | |||
5行目 | < | t | i | t | l | e | > | た | か | む | の | ぺ | ぇ | じ | < | / | t | i | t | l | e | > | 〜 | |||
6行目 | < | / | h | e | a | d | > | 〜 | ||||||||||||||||||
7行目 | < | b | o | d | y | > | 〜 | |||||||||||||||||||
8行目 | < | h | 3 | > | < | a | h | r | e | f | = | " | p | a | r | t | i | c | l | e | / | i | n | d | 〜 | |
9行目 | < | p | > | ブ | ラ | ウ | ン | 運 | 動 | を | シ | ュ | ミ | レ | ー | シ | ョ | ン | す | る | ソ | フ | ト | ウ | ェ | 〜 |
図1.3でaタグは8行4列目となります.
HTML等で参照先として書かれる内容は何もファイルだけではありません. LinkMasterでは, 下記の2つの参照先を取り扱います.
mailto:で始まる参照先.
例 mailto:soco__kankyo@hotmail.com
/で終わってい参照先. サーバーの設定にもよるが, 一般に, /の前に書かれたディレクトリの中のindex.html等のファイルを指すことが多い.
例 http://toshichan.be.fukui-nct.ac.jp/tsujino/mathml/